岡山珍百景~笑う魚 [買い物]
体長わずか7-8センチ程度のこの魚・・・
一般的には、「ヒイラギ」とも呼ばれるらしいのですが、岡山では「ケッケ」。
ママカリは、隣から飯(まんま)をかりてくるほど美味しいからその名がついたとのこと。
じゃあ「ケッケ」は??
ケッケッケと笑うのでしょうか。
玉島魚市場さんのwebサイトによると、音を発する魚であるため「ギギ」とも呼ばれるということです。
ということは、一部の人には「ケッケ」と聞こえたのでしょうか。
ちなみにケッケは、体の表面にぬるっとした液体を出すそうです。
翌日、ケッケの下処理済みのものが30匹ほど入って100円で売っていたので、買ってみました。
体にはとげのようなものがあり、なかなか鋭利です。
片栗粉をつけて丸ごと揚げ、半分は南蛮漬けにしてみました。
お味は、淡白ながら、なかなかのものです。
特に南蛮漬けは、我ながらヒットでした。
しかし、これが100円だったら、下処理の人件費のほうがかかっているのでは・・と、ふと思ってしまいました。
時期によっては、いやというほどとれるというケッケ。
岡山にいらしたら、笑う魚をご賞味あれ。
※参考 玉島魚市場webサイト→http://mblog.excite.co.jp/user/uodonya/entry/detail/?id=8555563
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